メガソフト(大阪市北区)は9月1日、建築業務でやり取りされる3Dモデル、CAD図面、画像、動画、オフィス文書をスマートフォンやタブレットで共有できるサービス『どこでも建築コミュニケーション・イエクラウド』の提供を開始した。
同サービスでは、ファイルをアップロードするフォルダにアクセスコードを設定して閲覧者を限定できるため、施主ごとのフォルダを作成し、個人情報を含んだファイルも安心して共有できる。また、アクセスコードを設定していないフォルダにアップロードしたファイルは、イエクラウドの全ユーザーに公開されることから、この機能を利用して、自社の実績写真や間取りプランを公開する自社PRにも活用できる。施主にとっては、多数のビルダーの実績を自身の家づくりの参考にできるほか、ビルダー探しにも活用できる。
登録・共有可能なファイル形式は、同社の3D空間デザインソフトのデータ形式のほかに、3DCGソフトやCAD、画像・動画編集ソフト、WordやExcelなどのオフィス系アプリケーションで作成できる30種類以上。書式の異なるファイルも同じ操作でアップロードできる。
サービス利用料(税抜・標準価格)は、利用期間ライセンス90日プラン(容量=300MB)が9000円、同365日プラン(同=300MB)が1万8000円。トライアル用無料ライセンスは容量10MBまで、機能・期間制限なしで利用できる。
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