環境省は8月31日、2018年度予算の概算要求概要を公表した。住宅関連ではネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)向けの新たな補助事業として62億円を計上したほか、家庭用蓄電池・蓄熱設備の導入を支援する事業で84億円を盛り込んだ。
ZEHに対する補助事業では、ZEH要件を満たす戸建て住宅の新築・改修に定額70万円/戸の補助を行う。また、そのZEHにCLTなど低炭素建材を導入する場合にも補助を行う。
蓄電池補助は戸建て住宅の新築・改修を行う場合、蓄電容量1kWhあたり3万円、工事費5万円/台の補助を行う。蓄熱設備に対しては工事費と設備費合わせて1戸あたり5万円を補助する。