ナイス(神奈川県横浜市)は、9月16日・17日の2日間、「住まいの耐震博覧会」および「木と住まいの大博覧会」を、福岡市のマリンメッセ福岡にて同時開催する。
「住まいの耐震博覧会」は、住宅の耐震化をテーマに最新の家づくりに関する情報を発信する住宅総合展示会。国内外の建材・住設機器メーカーや販売店、工務店、金融機関、地方自治体など、住宅づくりに関連する企業や団体が参加し、耐震診断や耐震補強など防災の最新情報や、国が普及をすすめるZEH、スマートウエルネス住宅などについて説明する。また、専門家による住まいの相談会を開催。災害復興住宅融資や住宅ローンなどの相談に対応するほか、九州全県の耐震化促進に向けた施策を紹介する。
「木と住まいの大博覧会」は、木材を使用した住宅や中・大規模木造建築物、木製品、木育、学術研究など、木に関する最新の製品・技術・情報を紹介する木材総合展示会。林野庁および九州全県の後援のもと、一般社団法人木と住まい研究協会および一般財団法人木構造建築研究所との共催で開催する。
会場には国内外の優良な木材を集め、構造材や羽柄材、造作材などを紹介。また、実際の生活をイメージした空間展示をおこない、木のある暮らしを提案する。そのほか、九州の各自治体による地域産木材の需要促進に向けた取り組みや大学の最新の研究を紹介。一般ユーザーからプロユーザーまで木について学び親しめる展示会となっている。
9月16日には、総合シンポジウムとして「熊本地震を振り返り、これからの木造建築を考える」を開催する。要予約。
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