LIXIL(東京都千代田区)は、国土交通省の住宅市場整備推進等事業「省エネ住宅・建築物の整備に向けた体制整備」の補助事業を3年連続で受託し、9月21日の長野会場を皮切りに、全国89会場で工務店を対象とした『省エネ基準セミナー』を開催する。
同セミナーでは、国が示す省エネ基準に適合するための基本事項や、より高い水準の性能が求められるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)などについて解説する。今年度は、これまで計算が難しく活用しにくかった「詳細計算ルート」や、算出は比較的簡単に行えるがZEHなど高い省エネ住宅の評価には使用できない「仕様ルート」の両方の課題を解決するために、2017年4月から導入された「簡易計算ルート」についても詳しく解説する。
また、健康で快適な住宅づくりに役立つ高断熱化の内容や、省エネ住宅のメリットを提案するノウハウ、一次エネルギー消費量を水道光熱費へ換算できる同社オリジナル「水道光熱費シミュレーション」の操作方法など、施主への訴求ポイントを紹介する。
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