国交省、「全国空き家対策推進協議会」を設立　９５０自治体が参加

　国土交通省は８月２８日、地方公共団体等による空き家対策の推進を図るため、地方公共団体や関係団体等が情報共有・展開・対応策検討等を行う「全国空き家対策推進協議会」を設立すると発表した。８月３１日に設立総会を開催する。

　同協議会は、地方公共団体等による空き家対策の取組の広がりを踏まえ、空き家問題に係る情報の交換・共有、法務・不動産等の専門家等との連携による対応策の協議・検討、実践的な空き家対策の政策提言等を行うことを目的としたもの。８月２４日現在の参加団体は、正会員（地方公共団体）９５０団体と、連携専門家団体、顧問で構成される。

　設立総会の開催日時は、８月３１日の１３時３０分～１５時３０分。場所は、すまい・るホール（文京区後楽１－４－１０）。プログラムの第１部では、国土交通省あいさつ（副大臣・政務官）、会長・副会長選任などを行う。第２部の研修会では、日本大学の中川雅之教授による基調講演をはじめ、施策説明、事例発表などを予定する。