みずほ銀行(東京都千代田区)は8月28日、新日鉄住金ソリューションズ(東京都中央区)が一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC、東京都港区)の協力のもとで提供する電子契約サービス「FINCHUB@absonne」(フィンチューブ・アット・アブソンヌ)を導入し、住宅ローン契約電子化システムの運用を開始した。
同システムの利用により、客はインターネット上の操作のみで契約手続きを済ませることができる。また、課税対象となる契約書面の電子化により、印紙税の支払いが不要となる。
同システムを利用する客は、みずほ銀行のネット住宅ローン申込システム「申込ボード」を通じて審査結果を確認した後、そのままインターネット上で契約手続きを実施。自宅のパソコンやスマートフォン・タブレットから契約書内容を確認し、審査手続終了後に取得したパスワードを入力すると、紙の契約書における署名または押印と同等の法的効力を持つ電子署名とタイムスタンプが契約書に付与される。
同システムでは、JIPDECの認証局によって発行され、なりすましや情報改ざんを防止する電子証明書を活用する。認証局は、電子証明書の発行、電子署名の付与、無効となった電子証明書のリストの保持などを行う。
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