コボット(大阪府大阪市)は、ワンタッチ施工を可能にした鋼製束「束一発(つかいっぱつ)」を発売する。サビにつよいZAM鋼板製で、最大圧縮荷重は14.0kN。大引の沈み込み量は従来の鋼製束の約2分の1。
まず、接着剤を厚めに塗ったフランジを土間コンクリート面に落とす。次に、レバーを半分押し下げ、ナットを回して高さを微調整。最後に、レバーをさらに押し下げてロックすれば完了する。
土間への固定にビスを不要にしたことで手間を短縮。1カ所あたりの作業時間は約10秒で、ターンバックル式に比べると約10倍の速さで施工できるという。
下準備として、大引への取り付け作業は従来同様。