インベスターズクラウド(東京都港区)の子会社であるiVacation(東京都港区)はこのほど、民泊運営の効率化とコストダウンに貢献するIoT民泊システム「TRIP POD」の構築を推進するため、OTA(オンライン旅行会社)やサイトコントローラーと連動したスマートチェックイン機を開発した。同機を活用したスマートチェックインセンターの第1弾を今年10月、福岡県福岡市にオープンする。
スマートチェックインセンターでは、各OTAサイトやサイトコントローラーと連動したチェックインカウンターによる自動チェックイン・アウトを行う。予約完了時に発行したQRコードまたはパスポートをスキャンさせるだけで、予約情報を呼び出し、スムーズなチェックインが可能。宿泊費の支払いやカードキーの発行など、通常フロントで行われる業務をスマートチェックインカウンターで行うことで、フロントの自動化を実現する。
同社は今後、スマートチェックインセンターを主要都市エリアで展開する。また、IoT民泊システム「TRIP POD」を通じて民泊に関するデータを収集するデータエクスチェンジサービスの拡大により、蓄積したデータを統合的に集積・分析するデータエクスチェンジプラットフォームの構築を目指す。
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