永大産業(大阪市住之江区)が8月9日に発表した2018年3月期第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比2.7%増の159億円、営業利益が同8.7%増の3億8400万円、経常利益が同49.1%増の4億8800万円、純利益が同14.8%減の3億4400万円だった。純利益の減少は、前年同期に投資有価証券売却益(2億3300万円)を計上したことによるもの。
住宅資材事業の業績は、売上高が同2.5%増の142億8700万円、セグメント利益が12.9%増の8億900万円だった。同期中、建材分野では表面化粧材に高級銘木を使用した「森の逸品、銘木フローリング『銘樹』」のブランド強化に注力。内装システム分野では、収納製品の販売拡大に向けて顧客の潜在的なニーズを取り入れた新製品開発に取り組んだ。住設分野では、室内ドアなど内装システム分野の製品とのコーディネートを意識した新製品開発を推進した。
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