福井コンピュータアーキテクト(福井県坂井市)は9月20日、国産BIM建築設計システム「GLOOBE」において、長期修繕計画及び維持管理(ファシリティマネジメント=FM)までのトータルマネジメントを実現するため、必要な機能と新オプションを揃えた「GLOOBE 2018」を発売する。
新システムでは、竣工後には見えない天井裏や壁内部の配管などを3Dモデル形状で表示できる「GLOOBE Model Viewer」を提供し、BIM-FM の「見える化」を実現する。施主や維持管理業者は、BIMデータとしてのプロパティ情報を確認し、修繕交換時期などのチェックに活用できる。
また、プレカットCADで作成した木造構造図をCEDXM(シーデクセマ)形式で読み込めることから、意匠設計図と統合し、竣工レベルのデータとして将来にわたって活用できる。
「GLOOBE 2018」の利用料金(年間使用権・1年毎の自動更新契約)は、年間14万4000円(税別)。オプション商品となる「GLOOBE Model Viewer出力」の利用料金は、年間4万8000円(税別)。そのほか、「GLOOBE VR Ver2.0」も同時リリース予定。
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