ナイス(神奈川県横浜市)は8月7日、横浜市緑区で建設を進めていた、木造によるサービス付き高齢者向け住宅「エイジフリーハウス横浜十日市場町」が7月31日に竣工したと発表した。
同施設は、サービス付き高齢者向け住宅20室と小規模多機能型居宅介護宿泊室7室を備えた、延べ床面積987.48m2の2階建て木造中規模建築物。鉄と木のハイブリッド梁を用いたテクノストラクチャー工法を採用し、1階部分には一般在来軸組工法では実現することが難しい間口6.5m、奥行き10.2mの大空間を、柱を設置することなく天井高も確保して実現した。
また、木造のメリットとして、木が持つ調湿性能や衝撃吸収性などの効果が期待できるほか、鉄骨造などと比較して、工期の短縮と建築費の抑制を実現している。
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