国土交通省が7月31日に発表した6月の新設住宅着工戸数は、前年同月比1.7%増の8万7456戸だった。持家、貸家は減少したが、分譲住宅が増加したため全体では増加した。季節調整済み年率換算値は100.3万戸で前月比0.6%の増加となった。
持家は実数ベースで2万6037戸、前年同月比3.4%減となり3か月ぶりの減少。年率換算値は28.9万戸で前月比4.5%減となった。
貸家も前年同月比2.6%減の3万5967戸で20か月ぶりに減少となった。年率換算値は40.8万戸で前月比6.2%減。
分譲住宅は前年同月比15.5%増の2万4976戸で先月の減少から再びの増加となった。年率換算値は29.6万戸で前月比13.9%増。マンションが前年同月比27.1%の大幅増、一戸建ても同4.8%増で20カ月連続の増加となった。
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