旭ファイバーグラス(東京都千代田区)は7月21日、部屋単位で断熱リフォームができる「リフォエコ」シリーズから、熱伝導率0.004W/(m・k)の真空断熱材(VIP)を内蔵することで断熱性能を大幅に向上した「リフォエコVIP(ビップ)」を省エネ基準地域区分4~7地域で発売した。
グラスウール断熱材「Aclear(アクリア)」に圧縮プレスをほどこした高密度ボード+真空断熱材のハイブリッド構造。
これを使ってリフォームを行うことで、冬は木造住宅の壁の表面温度を約3.5℃上昇できるとする(外気温-1~-2.5℃、室内温度を23℃の場合)。
施工は、既存の室内壁のうえからビスまたは接着剤でとめるだけ。目地のパテ処理後、内装材で仕上げる。既存壁に施工できない部分には、補助部材の「リフォエコボード18mm」を取り付ける。
厚18x幅910x長1820mm。材工設計価格の目安は、6畳間の壁2面(窓2カ所)で約60万円(内装仕上げは別)。
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