アルメタックス(大阪市北区)は7月25日、同社が製造・出荷した住宅用の防火サッシの一部が、大臣認定仕様に適合していないことが判明したと公表した。不適合仕様の防火サッシは84棟の住宅に取り付けられている。ただ、出荷した仕様で自社試験を行ったところ、建築基準法で求められる遮炎性能を満たしていたという。
今回の調査で、同社が取得している46件の大臣認定のうち、3件で不適合が判明した。具体的には、認定仕様では屋内側のガラスの厚さを5mmとすべきところが、出荷した製品では3mmしかなかった。同社によると生産段階でデータ入力ミスがあったことが原因という。
すでに84棟すべての所有者に連絡が取れており、今後、改修などの対応を進めていく。
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