(財)土地総合研究所は、不動産業を含む企業を対象にした業況アンケート調査をもとにした業況指数の4月時点の結果を発表した。
全企業が経営状況がよいと回答すれば100、全企業が経営状況が悪いと回答すれば▲100とし、全国146社を調査した。
これによると、4月1日時点での業況指数は、住宅・宅地分譲業は▲4・4、不動産流通業(住宅地)▲23・5、ビル賃貸業▲37・5に下落。前回調査した今年1月と比べ全業種で下落したのは、リーマンショック後の平成20年10月時点の調査以来、2年半振り。
さらに今後3カ月の見通しでは、不動産流通業(住宅地)が現在よりさらに9.1ポイント下回り、状況がさらに悪くなるとの見通しが多かった。
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