新日本法規出版(愛知県名古屋市)は、漏水・雨漏り関連の紛争事例をわかりやすく解説する『建物漏水をめぐる法律実務』を制作。印刷書籍と電子書籍(アクティブック形式)の2種類で発売した。
編著者は匠総合法律事務所(東京都千代田区、秋野卓生代表弁護士)。漏水や雨漏りをめぐるさまざまな紛争事例を、実務経験を踏まえ、裁判例をベースにしてわかりやすく説いた。
「FRP防水の不備等に起因する屋内への湿気の浸透による漏水」「雨漏り補修工事の費用負担」「屋根の水勾配及び防水仕様の瑕疵」など具体的なケースを挙げながら、所有者・請負人・売主・賃貸人の法的責任と損害賠償の範囲についてまとめている。
A5判342頁。印刷書籍3996円、電子書籍3240円。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。