国土交通省は7月14日、高齢者世帯等の居住の安定確保及び健康の維持・増進を支援する「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」の提案申請の募集を開始した。
同事業は、高齢者・障害者・子育て世帯の居住の安定確保及び健康の維持・増進に資する事業を、「一般部門」(住宅及び高齢者の交流施設等の整備、居住者実験・社会実験等の技術の検証、情報提供及び普及)と、「特定部門」(省エネルギー改修工事と事業成果の情報提供及び普及)の2部門で公募し、国が選定した事業の実施に要する費用の一部を補助するもの。
昨年度の募集からの主な変更点としては、一般部門の重点分野に「高齢者や障害者等に対する地域での見守りや支援を行う交流拠点の整備等に関する提案」と「ひとり親世帯の共同居住型住宅(シェアハウス)の整備や支援に関する提案」が追加された。
申請期限は、一般部門が8月21日、特定部門が9月29日(両部門ともに消印有効)。一般部門は9月中を目処に選定し、特定部門については随時選定する。
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