不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」を展開するLIFULL(東京都千代田区)は7月19日、国土交通省「全国版空き地・空き家バンクの構築運営に関するモデル事業」の一環として構築を進める「LIFULL HOME’S 空き家バンク」において、自治体からの参加登録受付を開始する。
「LIFULL HOME’S 空き家バンク」は、地方自治体が募集する空き家、空き地と、それらの利活用を希望するユーザーをマッチングする情報プラットフォーム。空き家、空き地の情報を登録、編集、公開する管理システムを自治体に無償提供することで、現在各自治体が個別に公開している空き家・空き地バンクを全国で一元化する。物件の利活用を希望するユーザーは、統一されたフォーマットで検索、比較できるようになる。
同社は参加自治体が管理・運営する情報のデータ統合を進め、今年9月にはβ版のサービス提供を開始する予定。
また、同社はこのほど「LIFULL HOME’S 空き家バンク」の普及推進を目的として、一般社団法人全国空き家バンク推進機構と提携した。同機構は、自治体首長経験者や不動産関連の政策に詳しい有識者などが、空き家問題の解決を目指して今年6月に設立し、70を越える自治体が賛同している。
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