リビタ(東京都目黒区)が展開する戸建てリノベーション事業「HOWS Renovation(ハウス リノベーション)」と、YKK AP(東京都千代田区)は、YKK AP商品を活用した戸建て住宅の性能向上リノベーションを実証するプロジェクト『代沢の家』に協働で取り組み、このほど竣工した。
『代沢の家』は、東京・下北沢エリアの閑静な住宅街に建つ築30年の混構造の住宅を、“断熱”については2020年に新築住宅で義務化される予定の性能基準を上回るレベルへ、“耐震”については、震度6強の地震にも耐える性能への改修を行った最先端のリノベーション住宅。一定期間、両社のコンセプトハウスとして事業者および一般ユーザー向けに公開し、ノウハウの提供や啓蒙に活用した上で、販売後もエネルギー収支や光熱費の定点観測など、性能向上の実証を行う予定。
同プロジェクトでの性能向上改修のポイントは、(1)エネルギーパスにより、エネルギー消費を見える化、(2)断熱性能値(UA値)が改修前の約3分の1に、(3)耐震等級3の確保、(4)オール電化、太陽光発電設置、第1種換気システム、その他省エネ設備設置、など。
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