米国西海岸から直輸入する建材設備で新築・リフォームを手がけるアンカーハウジング(神奈川県川崎市、吉山和實会長)は、今年6月から個人住宅向けに避難用シェルターの輸入販売を始めた。
製品は米国カリフォルニア州ロサンゼルス近郊にある防災シェルターメーカーの工場から直輸入するもの。いずれも地下埋設タイプ。専用はしごで昇降し、室内はベッド兼ソファ・トイレなど電気コンセントなど必要な設備を備え、床下には1週間分の水や食料・蓄電池を貯蔵できる。屋外と室内は24時間換気システムが作動し、放射能、細菌やウィルスなど生物物質、毒性の高い化学物質を除去する特殊フィルターを標準装備する。
他国からの核爆弾や生物兵器・化学兵器による攻撃のほか、原子力発電所からの放射能漏れ事故、地震・津波・台風・豪雨などの自然災害などの際にも、避難所として利用できる。
販売は同社の加盟会社を通じて行う。販売価格は、材料・施工あわせて1200万円から。製品紹介のWEBサイトはこちら。
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