シノケングループ(福岡市中央区)は7月11日、既存物件の空室をリノベーションして民泊物件として運用する「リノベ×民泊」事業をスタートすると発表した。第1号案件として、福岡の中心地である「天神」駅徒歩約5分圏内に同社が所有するテナントビルの1室(25m2)をリノベーションし、民泊物件として今秋からスタートさせる。
「リノベ×民泊」事業は、まず自社物件から計画する。民泊に適した物件で空室が出た場合に同サービスを導入し、ビジネスモデルの確立を進める。その後、サービス対象を全国主要都市のテナントビルへと拡張し、リノベーション工事の受注及び民泊運営事業の拡大化を図る。
同社はこれまで、民泊の需要拡大と法整備の進展に伴い、東京都大田区の民泊対応マンションと大阪市東成区の民泊対応アパートの分譲を開始するなど、取組みを強化している。
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