インターネット調査のマイボイスコム(東京都千代田区)はこのほど、東日本大震災1カ月後の暮らしと生活意識に関する調査の第2弾として、夏の備えなどについてまとめ、公表した。
それによると、今夏に生活者が心がける節電行動は「窓を開けるなど自然に近い状態で過ごす」が51・2%でトップ。これに「自宅やオフィスなどでできるだけ冷房を使わない」が40・8%で続き、約5割の生活者が冷房なしの暮らしを覚悟している。
次いで「冷蔵庫の効率を上げるためなるべくものを詰め込まない」が33・4%、「汗拭きシートや氷枕などの冷涼グッズを購入する」が22・7%、「常温で保存できる商品の購入を増やす」が21・9%――の順となっている。
全般的に関東に住む人の意向が関西に住む人を上回っているが、その差は小さく、心がける行動の傾向にも大きな違いはない。同社では「関西でも節電への意識が高まっている」としている。
調査はマイボイスコムと読売広告社が4月15日~19日、関東と関西に住む20~60代の生活者計3000人を対象にインターネットで実施。震災後1カ月の生活観や仕事観を聞いている。
詳細データはこちら
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。