メガソフト(大阪市北区)は7月10日、設計初期からラフスケッチを描くように3D建築モデルを作成でき、CADとのデータ互換により設計作業を効率化する2D/3D建築プランニングソフト「3Dアーキデザイナー10 Professional」を発売する。同時に新販売方式としてクラウドライセンス形式を導入し、利用状況に合わせた購入方法の選択を可能にする。
「3Dアーキデザイナー10 Professional」は、一般住宅から地上15階・地下2階の高層マンションや各種商業施設まで作成可能にした3D建築/設計プレゼンテーションソフト。リビングやキッチンなどの部屋をはじめ、ロビーやピロティ・外階段など集合住宅に必須の共用エリア、高層ビルデザインの重要アイテム「カーテンウォール」などがパーツ化されており、それらを配置・サイズ修正していくことで、建築物を迅速にプランニングできる。
また、DWGフォーマットやJWWフォーマットといったCADデータの入出力機能により、設計工程と相互連携が可能。これにより、3Dモデルを主体とした視覚的な意匠設計と建築CADソフトによる図面作成が連動した、効率の良い設計環境が構築できる。
標準価格は、ダウンロード版が28万円(税抜)、クラウドライセンス版が9万1200円(税抜)。クラウドライセンス版は365日間有効で、3台までのPCにインストール可能。そのほか、パッケージ版(29万円、税抜)も近日中に発売する。
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