国土交通省は7月6日、「中堅・中小建設企業等の海外進出の促進に関する検討会」における議論を踏まえ、今後の取組の方向性を示した提言をとりまとめて公表した。
同省では2016年12月以降3回にわたり、有識者や関係業界団体、関係機関からなる「中堅・中小建設企業等の海外進出の促進に関する検討会」を開催し、中堅・中小建設企業等による海外活動の実態や海外進出を進める上で抱える課題等を把握し、今後の支援策のあり方について議論してきた。
今回の提言では、「効果的な情報提供」「現地ネットワーク構築・マッチングの充実」「人材育成・企業の能力向上」「外国人材の活用」「金融支援」などについて取組の方向性を示した上で、「中堅・中小建設業海外展開推進協議会(JASMOC)に参画する企業、業界団体、国土交通省及び関係機関等が連携し、課題解決に向けた積極的な取り組み」を行うこと、「中堅・中小建設企業にとって海外進出が成長のための一つの選択肢となるよう環境の整備を進めること」などを提言している。
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