NPO木の建築フォラムは9月16日~18日の3日間、静岡県富士宮市にある日本建築専門学校にて「第20回木造耐力壁ジャパンカップ」を開催する。
同大会は、実物大の木造耐力壁の足元を固定した状態で双方の桁を引き合わせ、どちらか一方の壁が破壊されるまで加力し対戦を繰り広げるというもの。1日目・2日目に初期剛性を計測し、そのうち上位8体が3日目の決勝トーナメント戦に臨むことができる。
「木造耐力壁ジャパンカップ」は、木造建築技術の発展への寄与を目的に20年にわたって開催されてきたが、今回の開催をもって終了することが決定している。木造耐力壁の設計方法が一定のレベルに達し、CLTなど新たな木質材料が活用されている現状を鑑み、本イベントの意義を終えたものと判断したとのこと。
最終回となる本大会への申し込み期間は7月14日まで(参加者が16チームに達した時点で締め切り)。参加費は1万円、壁倍率の試験成績書を発行する場合は5万円となる。
問い合わせは木の建築フォラム事務局(E-mail:[email protected] または TEL:03-5840-6405)まで。
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