「エアサイクルの家」を展開するフクビエアサイクルチェーン本部(運営元:フクビ化学工業・福井県福井市)は7月4日、都内で全国加盟店工務店大会を開催した。
今年創業64年を迎えるフクビ化学工業の八木誠一郎社長は、「100年企業となるべく基盤を今後3年間で築く」とし、その上で「エアサイクルの家の普及はまだ限定的。開発型企業集団としてエアサイクルの家をもっと進化させ、普及推進に全力を注ぐ」とした。
現在、フクビエアサイクルチェーンに加盟する流通建材店は51社、エアサイクルの家を施工する工務店ネットワークは284社。2016年度のエアサイクルの家の売上実績は全国平均で前年度比14%増、中でも関東首都圏は前年度比43%の伸びだった。2017年度は全体で20%増を目標に掲げた。
具体的には、新規加盟店への営業活動の強化や、リフォーム・リノベ部材、外構提案などにも注力しながら既存工務店へのバックアップでエアサイクルの家の売上棟数を昨年度の300棟から今年度は365棟に伸ばすとした。また、新規工務店の獲得は25社を目指す。
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