木構造振興(東京都港区)と(公財)日本住宅・木材技術センター(東京都江東区)は6月30日、林野庁補助事業「新たな木材需要創出総合プロジェクト事業のうち都市の木質化等に向けた新たな製品・技術の開発普及事業」の一環として実施する「CLTを活用した先駆的な建築物の建設等支援事業(通称:CLTを活用した建築物等実証事業)」の採択者および提案を発表した。
同事業は、CLTを活用した建築物の設計・建築等の事業を募集し、事業の実証およびその過程での課題点や解決法の提案を行うもの。4月27日~6月1日の公募期間に7件の応募があり、検討委員会による審査を経て5件の提案を採択した。
今回採択された提案は、大成建設の「実験施設新築工事の建築設計実証」、阿部建設の「在来軸組の構造用面材としてCLTを使った木造コンビニエンスストアの設計実証」、須山建設の「ホワイトロジング共同住宅施設 新築工事の建築実証」、シンコールの「(仮称)CLTを用いた中規模事務所への提案-シンコール社屋新築工事」、愛媛県の「県立内子高校部室新築工事の建築実証」。
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