国土交通省が6月30日に発表した5月の新設住宅着工戸数は、前年同月比0.3%減の7万8481戸だった。持家、貸家は増加したが、分譲住宅が減少したため全体では3カ月ぶりの減少となった。季節調整済み年率換算値は99.8万戸で前月比0.6%の減少となった。
持家は実数ベースで2万3846戸、前年同月比1.5%増。年率換算値は30.2万戸で前月比2.9%増となった。30万戸を超えたのは2016年7月以来10カ月ぶり。
貸家は前年同月比1.6%増の3万2956戸で19カ月連続の増加。年率換算値は43.5万戸で前月比0.7%増。
分譲住宅は前年同月比3.9%減の2万1347戸で先月の増加から再びの減少となった。年率換算値は25.9万戸で前月比5.7%減。マンションが前年同月比12.6%の大幅減、一戸建ては同4.5%増で19カ月連続の増加となった。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。