電子小黒板「蔵衛門Ｐａｄ」、公共工事の電子納品に本格対応

　ルクレ（東京都渋谷区）はこのほど、工事写真の撮影や黒板の一括登録、写真の自動整理を一台で簡単に行うことができる電子小黒板「蔵衛門Ｐａｄ」において、公共工事の電子納品への本格対応を開始した。工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達１７プロフェッショナル」と連携して使用することで、国土交通省・ＮＥＸＣＯ・首都高速道路のデジタル写真管理情報基準（案）に合わせた工事写真情報で黒板を自動作成する。

 「蔵衛門Ｐａｄ」は、工事用黒板とデジカメが一体になったタブレット型電子小黒板。日本建設情報総合センター（ＪＡＣＩＣ）から改ざん検知機能を備えた電子小黒板として認定されているほか、新技術情報提供システム（ＮＥＴＩＳ）にも登録されている。インカメラ機能やフラッシュ機能、３００種類以上の黒板テンプレート等、現場のニーズを受けて開発された機能を備えており、撮影から台帳提出までの時間を従来の４分の１に短縮する。価格は９万９８００円（税別）。今後、ｉＰａｄ向けアプリ「蔵衛門工事黒板」でも電子納品に対応予定。

　同社は７月末まで「新技術情報提供システム（ＮＥＴＩＳ）登録記念１００，０００円キャッシュバックキャンペーン」を実施している。

公共工事の電子納品に本格対応