ハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)は6月19日、不動産コンサルティングビジネスの全国ネットワーク「不動産相続の相談窓口」の第1回全国大会を開催した。
「不動産相続の相談窓口」は、相続をきっかけとした資産移転が活発化する市場における新しい不動産ビジネスネットワーク。2006年から全国に展開する「ハイアークラブ」で培ったノウハウを基にし、不動産資産に関する相談窓口として地域での認知を高め、幅広い不動産ビジネスの展開を図ることを目的として2016年10月よりパートナー企業の募集を開始し、現在105社、115エリア(2017年6月12日現在)まで拡大した。
「不動産相続の相談窓口」事業における今後の主な施策として、「相続勉強会」の全国一斉開催や不動産-顧客データベースシステムの構築、クラウドファンディングサービスの提供がある。クラウドファンディングサービスでは、会員企業に相談に来る相続人から不動産相続物件をハイアス・アンド・カンパニーが買い取り、改正不動産特定共同事業法に基づき、特別目的会社SPCを立ち上げ、不動産売買事業をスタートさせる。不動産相続物件の申請受付は9月を予定している。
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