国交省は5月18日、「住宅建設資材に係る需給状況の緊急調査」の第2回結果を公表した。
調査結果によると、調達には「平時より時間がかかっている状況」があるものの、供給面では「総じて順調に回復している」とした。
品目別では、合板は被災していない工場のフル稼働により、グラスウールは被災工場の生産再開と海外輸入により、ともに生産量は震災前の水準に回復しているとした。
窯業系外装材は、供給面で震災前の92%まで回復したものの、品目を絞った生産を実施しているため特定の製品について調達が困難な状況。給湯機器は、エコキュートの納期が前倒しされるなど徐々に流通は緩和しつつあるが、現状では大半の住宅供給者が代替品で対応しているとした。
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