住宅瑕疵担保責任保険法人である住宅保証機構(東京都港区)と住宅総合アフターメンテナンス事業を展開する日本リビング保証(東京都渋谷区)は7月1日、共同で開発した住宅事業者向け新サービス「まもりすまい ロングサポートシステム」の提供を開始する。
同サービスは、将来必要な「住まいのメンテナンス等の費用」を業界初の住宅専用電子マネー(おうちクーポン、おうちポイント)で蓄積することにより、住まいのメンテナンス等の確実な実施をサポートするもの。サービス内容は、「引渡し後20年間 定期点検費用の確保」「引渡し後20年間 瑕疵保険費用の確保」「引渡し後10年間 住宅設備機器の保証」「電子マネーによる維持管理積立制度の利用」の4要素から構成される。
同サービスの導入により、住宅オーナーにとっては資産価値の維持が可能となる。また、住宅事業者にとっては住宅オーナーとの長期的な信頼関係維持とストック住宅ビジネスの収益拡大が可能となる。
同サービスで採用する電子マネー「おうちポイント」は、日本リビング保証の100%子会社であるリビングポイントが発行するもので、1口3000円から口座振替による積立が可能。ボーナスポイントとして約1.6%が加算されたポイント額が発行される。「1ポイント=1円換算」で、リフォームや修繕工事費用だけでなく、ハウスクリーニングや補修・リペアサービスなど、その他住宅関連サービスへの利用が可能となっている。
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