暮らしをデザインする住まいのビジュアルプラットフォーム「LIMIA」を展開するリミア(東京都港区)は6月12日、一般社団法人HEAD研究会(東京都千代田区)と共同で開催した「HEAD研究会×LIMIAリノベコンペティション2017」の結果を発表した。
リノベーションに至った背景や課題の解決法など、それぞれの「リノベーションストーリー」を重視して審査を行い、応募総数290作品の中から計8作品を表彰した。審査員は、HEAD研究会の理事長松永安光氏、ブルースタジオ専務取締役大島芳彦氏、HAGI STUDIO代表宮崎晃吉氏、カリスマDIYerとして活躍する久米まり氏の4名。
事業者が委託を受け、プロジェクトとしてリノベーションに関わったものが対象となる「プロリノベ部門」では、浦木建築設計事務所(神奈川県川崎市)の「中古プレハブ住宅のリノベーション-生田の家-」がグランプリを受賞。高度成長期に大量に供給された工業化住宅を再利用し、活用した作品で、リノベーションによって鉄骨造の軽快な内部空間が生かされた設計が評価された。
個人が自宅などをDIYした「DIYリノベ部門」では、wagonworksさんの「『DIYはD愛Y』DIYで家族と一緒に成長する家!」がグッドリノベ賞に選ばれた。DIYレシピを、SNSなどを通じて積極的に発信し、読者が共感・行動できるようコンテンツを上手に作っている点が評価された。
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