野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は6月9日、住まいを購入・売却する客の疑問にAIが答えるチャット型Q&Aサービス「住まいのAI ANSWER」に、クレジットスコアを活用した「住宅ローン 借入可能額シミュレーション機能」を導入した。MFS(東京都新宿区)が開発した住宅ローンクレジットスコア「モゲスコア」のシステムをAPI連携させたもの。
同機能の導入によって、「住まいのAI ANSWER」の利用者は、勤続年数や家族構成などの属性情報を考慮した住宅ローン借入可能額を試算することができる。また、その金額にあった売出し中の物件を不動産情報サイト「ノムコム」で表示することができるため、住まい探しの利便性向上につながる。
「住まいのAI ANSWER」と「モゲスコア」のAPI連携は、人工知能技術を活用したサービス提供などを手掛けるAutomagi(東京都新宿区)が実施した。同社は、独自開発した人工知能ソリューション「AMY」の会話エンジンを「住まいのAI ANSWER」に提供している。
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