屋上緑化大手の東邦レオ(大阪市中央区)と先端ファブリックメーカーの小松精練(石川県能美市)は6月1日、自然の循環や生態系の力を最大限に活用し、持続可能な都市基盤を形成する「グリーンインフラ」分野への本格参入に向けて業務提携を行った。
共同プロジェクトの第1弾として、サスティナブルな舗装(AQUABIZ-J工法)“冷える街路”を6月15日に発売する。東邦レオの「J・ミックス」と小松精練の「グリーンビズ」を融合した舗装によって、居心地の良い空間ソリューションを提供する。
両社はこれまで、舗装、緑地、雨水活用の各分野において、それぞれ独自にグリーンインフラの中核を担う技術開発を進めてきた。今回の異業種コラボレーションにより、ビジネス拡大とシナジーを実現するとともに、自然の特性を活かした都市開発や不動産価値の向上に貢献する。
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