ハウスドゥ(東京都千代田区)は6月8日、住みながらその家を売却できるサービス「ハウス・リースバック」において、売却後の住居を同社が新築に建て替え、その新築に居住可能という新たな事例に取り組むと発表した。
今回の事例は、複数の被相続人がある客から、不動産を現金化することを目的としたハウス・リースバック活用の相談を受けたもの。しかし、築年数が古く、ハウス・リースバック利用の条件となる耐震補強の費用負担が大きかったため、売却後に同社の負担で新たな二世帯住宅に建て替え、その新築に住んでもらうことを提案して快諾され、同サービスの利用が決まった。
同社は今回と同様の事例について今後年間10件の取り組みを目指す。また、元の所有者の状況に応じた派生サービスの商品化も視野に様々なニーズに活用可能なサービス展開を行う。
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