福井コンピュータ(福井県坂井市)は8月22日、i-Constructionの普段使いをサポートするソリューションとして3D点群処理システム「TREND‐POINT Ver.5」とCIMコミュニケーションシステム「TREND‐CORE Ver.4」をリリースする。また、土木施工現場でのバーチャルリアリティを実現する建設バーチャルリアリティシステム「TREND‐CORE VR」も同日に発売する。
「TREND‐POINT Ver.5」は、改定されたi‐Construction要領(案)に対応するほか、「TREND‐CORE」との連携を実現することで、土木施工における3次元化を推進する。さらに、公共測量の成果作成支援機能や、V‐nasClair(川田テクノシステム株式会社製)との連携などの新機能を追加する。
「TREND‐CORE Ver.4」はi‐Construction において必要となる発注データに基づいたICT施工モデルや面的出来形管理の設計データ作成に対応する。「CIM事業における成果品作成の手引き」で求められるデータ交換ファイル対応や、CIMモデル構築をサポートする機能拡張、バーチャルリアリティ(VR)データの作成など、50項目以上の機能強化を実現している。
「TREND‐CORE VR」は、「TREND‐CORE」で作成した3次元モデルデータを利用し、HTC Vive(バイブ)のヘッドマウントディスプレイを装着することにより、工事現場に立っているかのようなバーチャルリアリティ体験を実現する。
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