国土交通省と厚生労働省は、「サービス付き高齢者向け住宅」の登録基準を公表、一般からの意見募集を開始した。意見は6月15日まで募集している。
基準案では、各居住部分の床面積は、原則25m2以上とし、段差のない床、手すりの設置、廊下幅の確保などバリアフリー構造とすることなどをハード面の要件として規定。
サービス面では、ヘルパー2級以上などの有資格者が少なくとも日中常駐するなどして状況把握(安否確認)・生活相談サービスを提供することなどが盛り込まれている。
また、入居時の前払い金のトラブルが増えていることを受け、前払い金の返還に関する規定なども定められている。
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