パナソニック エコシステムズ(愛知県春日井市)は6月1日、愛知県春日井市の春日井事業場敷地内に、高気密・高断熱化や省エネルギーの追求、健康への配慮など、住宅の高性能化に呼応する新たな室内空気質(IAQ:Indoor Air Quality)を体験できる実験住宅:「IAQ Labo」をオープンした。
「IAQ Labo」は、住宅を設計・施工する客に対して、空気調和4要素である「温度」「湿度」「清浄度」「気流」の違いによる空気質を体感してもらうことをコンセプトとするもの。さらに、体感した客の感じ方を収集し、製品開発につなげるデータを蓄積する。換気方式の違いによる空気質の差異を比較体感できる「比較体感コーナー」と、生活シーンを想定した空間で心地よさを体感できる「実空間コーナー」を設置する。
「比較体感コーナー」では、部屋の間取りや容積、外気など同一条件において、換気方式の異なる空間を3室設置し、換気方式の違いによる空気質の差異を「温度」「湿度」「清浄度」を中心に比較体感できる。「実空間コーナー」では、リビング・ダイニングキッチン(LDK)を想定した空間において「気流」の差異で感じる違いを体感することができるほか、換気の促進効果を体験できる。また、入眠を促進する寝室の空気質に関しても提案する。
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