アキュラホーム(東京都新宿区)は6月1日、2016年度(2017年2月期)の業績を発表した。売上高は前期比1.7%増の380億1700万円、営業利益は同19.8%増の10億5300万円、経常利益は同5.2%減の10億7500万円、純利益は同9.6%増の5億2300万円だった。
住宅建築事業部門の売上高は同0.2%増の374億7800万円。受注棟数は1664棟、引渡棟数は1395棟だった。今年1月2日~3月31日に販売したゼロエネルギーハウス(ZEH)仕様と屋根一体型の太陽光発電10kWを標準搭載した「太陽を活かす家ZEH」が販売拡大を牽引した。
工務店支援事業部門の売上高は同16.8%減の5億3900万円だった。2008年以来8年ぶりとなる工務店インキュベーション事業(新規優良工務店の育成)を再開し、地域密着型ビルダーが経営ノウハウを共有し合う循環型ネットワークの更なる推進を図る一方、会員企業の後継者不在による廃業で会員数が減少傾向にあり、今後の課題となった。
中期3カ年計画の最終年度となる2017年度は、グループとして完工棟数1841棟(2016年度比32.0%増)、売上高500億円を目指す。
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