パナホームグループと双日グループは、双日グループのプラデルタ・レスタリ(PDL社)がインドネシアのブカシ県で開発、運営を行う総合都市インフラ開発事業「デルタマス・シティ」における職住近接のスマートタウン開発を目的として「パナホーム・デルタマス・インドネシア社」(PHDI社)を設立する。
PHDI社は、パナホームの連結子会社であるパナホーム・アジアパシフィックと現地企業のゴーベル・インターナショナルによるパナホーム・ゴーベルインドネシア(PHGI社)が51%、PDL社が49%出資する。今年10月に発足する予定。
新会社は、PDL社がジャカルタ市近郊で推進する職住近接のコンセプトと、パナホームが日本で培ってきた環境に配慮したスマートな街づくりのノウハウとを組み合わせた戸建住宅街の開発を行う。ジャカルタ郊外の利便性の高いロケーションに、安心・安全で快適な住まいを建設し、新たな住環境を提供することで、職と生活のバランスが取れる豊かなくらしの創造を目指す。また、ジャカルタ都心の人口過密化の緩和にも貢献する。
今回の住宅事業では、第1期(約520戸)で約100億円の事業規模を目標とし、第2期以降にさらに約1000戸を開発することで、2026年を目処に最大で約300億円の事業規模を目指す。
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