近鉄不動産(大阪市天王寺区)は6月1日、奈良県奈良市・生駒市を中心に展開する「近鉄の空き家管理サービス」に、空地サポートなどの新たなサービスを追加した「近鉄の空家・空地サポートサービス」を開始する。サービス対象地域は、奈良県奈良市の学園北、百楽園、西登美ヶ丘地区。今後、「学園前エリア」全域に拡大していく予定。
空家サポートは、基本コースとプレミアムコースから構成。基本コース(月額3000円・税抜)は、空家所有者が日常管理の上で気になるポイント20項目を網羅。プレミアムコース(月額5000円・税抜)は、基本コースの全チェック項目に加えて、資格を持った検査員が建物の簡易住宅インスペクションを実施。雨漏りや床下に不具合がないかを検査するほか、通水・通風、庭の草抜きといったサービスも行う。
空地サポート(月額2000円・税抜)は、「雑草の状況確認」、「敷地周囲の側溝の確認」、「ゴミの不法投棄の有無」、「敷地周囲の庭木の越境」、「年1回の草刈り」(60坪以上は別途見積)の5点をカバーする。
また、両サポートの共通サービスとして、「見回り、点検後の写真付き報告書の提出」、「物件に関する相談(リフォーム、売却、賃貸、解体、買取、駐車場への転用等)」、「空家、相続セミナーへの案内」を無料で提供する。
そのほか、オプションとして、「台風・地震時に客の要請で臨時巡回」、「被害・無被害の状況写真撮影と報告書の提出」の2点の臨時サービスを随時精算3000円(税抜)で提供する。
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