一般社団法人リノベーション住宅推進協議会(東京都渋谷区)は、優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅」の発行件数が、5月26日現在で累計3万81件となったことを発表した。
「適合リノベーション住宅」は、同協議会が定めた統一規格に則り、品質基準に適合する既存住宅のことで、検査や工事記録が情報として保管され「適合状況報告書」が発行される。
区分所有マンション専有部に関する品質基準を満たす「R1住宅」、マンションの一棟全体を対象とした「R3住宅」、戸建て住宅を対象とした「R5住宅」と、住宅のタイプ別に品質基準が設けられており、一定の保証がつくため消費者は安心してリノベーション住宅を選ぶことができる。
同協議会には、業界・業種の枠を超えた825社が参画。今後も優良なリノベーション住宅の普及浸透を推進し、既存住宅流通の活性化に寄与していくという。
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