国民生活センターは、「全国消費生活情報ネットワーク・システム(PIO−NET)」で収集している消費生活相談のうち、2005年1月〜10月に相談件数が多かったものや、相談件数が急増したもの、社会的に注目を集めたもの10項目についてまとめ、公表した。結果は、以下の通り。
1.悪質訪販リフォーム、高齢者・判断不十分者をはじめ被害深刻
2.個人情報保護法全面施行、相談受付はじまる
3.生命保険(告知義務違反、不払問題)に関する相談相次ぐ
4.キャッシュカードを狙ったスキミング・盗撮事件などが多発
5.増加する銀行窓口販売トラブル
6.多重債務に関する相談、依然深刻
7.アスベスト問題への関心高まる
8.薬効・効能をうたった健康食品、相談急増
9.製造物責任(PL)法施行から満10年
10.架空請求相談は鎮静化、消費生活相談総数は依然高水準
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