日本ペイントホールディングス(大阪市)は、同社傘下の日本ペイントマレーシアが主体となりアジアで国際的に開催する建築デザインコンペティション「Asia Young Designer Award(アジアヤングデザイナーアワード)2017」の日本地区における作品募集を開始した。
同賞は建築を学ぶアジア全域の学生を対象に開催するもので、2008年のマレーシア開催以来、参加地域は15に拡大。日本での開催は5回目となる。
今回の各国共通テーマは「You for Tomorrow」で、日本地区の課題は「2030年」のコミュニティの姿とそこにある建築の提案。2030年の日本の社会像を仮想シナリオとして設定、そこに至るまでをプロセスとともに記述し、シナリオにおけるコミュニティのための場所を自由な表現で建築化する。なお、提案する建築には最低1色の「色」を与え、空間に及ぼす意味を記述すること。日本の審査員は、建築家の藤原徹平氏、仲俊治氏、山雄和真氏。
審査は地域ごとに行い、各地域の最優秀者は賞金とは別に、マレーシアでの国際ワークショップへ招待される。
登録締切は10月16日。作品提出期限は10月20日。
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