家づくりから資金計画まで家のすべてを可視化するマイホームアプリ「knot」など住宅IT事業を手掛けるSOUSEI大阪支社(大阪市福島、本社=奈良県香芝市)と、AndroidをベースにしたカスタムOSを搭載したSTB(Set Top Box)の設計、製造を手掛けるグルーバ(東京都港区)は5月23日、Amazon Alexa対応の住宅用OS「v-ex」の開発において業務提携契約を締結した。
「v-ex」は、テレビのHDMIに差し込むことにより、様々なアプリケーションのプラットフォームを構築できるOS機能を搭載したSTBデバイス。Amazonが提供するスマートスピーカー「Amazon Echo」に搭載されている人工知能「Amazon Alexa」に対応予定で、現在、Amazon Alexaのソフトウェア開発キットによって「v-ex」専用の音声アシスタント機能を開発中という。
両社はこの開発により、住宅内におけるAmazon Echoを使用した音声での家電制御・情報取得を実現する。また、マイホームアプリ「knot」と連携した情報管理・くらしの情報取得・各種IoT制御・センシング等サービスのワンストップ提供を目指す。さらに「v-ex」対応のIoTデバイスやセンシングデバイスの開発も行い、住宅ITのプラットフォームを構築する予定。
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