おしり洗浄の"洗い心地"がさらに上がる。TOTO(福岡県北九州市)は8月1日、シートタイプの温水洗浄便座の最上位モデル「ウォシュレット アプリコット」を改良して発売する。
新開発の「エアインワンダーウェーブ洗浄」は、1秒間に約100個の水玉を連射する吐水方式「ワンダーウェーブ洗浄」を進化させたもの。その水玉に空気を含ませて1粒ごとの大きさを約30%拡大することで、洗い心地のたっぷり感を向上した。
また、トイレ空間の脱臭機能「においきれい」をシートタイプのウォシュレットに搭載。におい成分であるアンモニアやトリメチルアミンをカートリッジに捕集して脱臭、捕集したにおい成分は「きれい除菌水」(次亜塩素酸を含む水)で1日1回、使用が少ない時間に洗浄・除菌する。
隙間や凹凸を極力なくしたデザインとし、手入れのしやすさにも配慮。同時発売の便器「ピュアレストEX」と組み合わせるときれいに納まるという。
操作リモコンには、一般社団法人日本レストルーム工業会が今年1月に策定した「標準ピクトグラム」を初めて採用した。
写真のタイプ17万9000円(アプリコットF3AWオート便器洗浄タイプ)。
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