建材機器、チェーンの製造・販売と関連工事を行うセンクシア(東京都江東区)はこのほど、太陽光発電の電力を蓄える「蓄電池盤」と、停電時にその電力を自動切り替えで使用できる「制御盤」をセットとした太陽光発電 防災型制御盤「ep-BOX」を発売した。
同製品は、太陽光発電から蓄えた「蓄電池盤」の電力を、停電時に自動切り替えで使用できる、緊急時の一時的な電力確保を目的とした防災型制御盤。太陽電池モジュール2枚を設置できるスペースがあれば使用可能で、事務所などの照明やパソコンの電源、マンションのオートロックの電源やエントランスの照明、災害時に避難所となる公民館や集会所でのテレビや携帯電話の電源など、停電時に電気が必要となる場面で使用できる。市販の太陽電池モジュールに対応する。
蓄電池の定格容量はDC12V40Ahが2台。太陽光発電が作動せず蓄電池のみで給電する場合に使用できる電力の目安としては、携帯電話(5W)4台/LED照明(15W)5台/液晶テレビ32型(150W)1台が同時に約3時間使用可能。
同製品の標準価格は160万円となっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。