住宅建築業向け工事管理システム「建て役者」(たてやくしゃ)の開発・販売を行うシステムサポート(石川県金沢市)は5月17日、リフォーム・リノベーション業向けの機能を強化した「建て役者5.0」の販売を開始した。
「建て役者」は、同社が2005年から主に住宅建築業向けに提供している、業務の効率化・情報共有化などの課題を解決する工事管理システム。引き合いから工事、引き渡し後のメンテナンス・リフォームに至るまで情報の一元化を実現し、業務ポータル機能により業務の流れを可視化して社内共有することができる。住宅建築業を中心に500社以上の導入実績がある。
新バージョンとなる「建て役者 5.0」では、リフォーム工事向け機能として、個々の工事管理に「工事部位」の登録ができる機能や、ポータル画面に表示される工事について、標示・非表示を選べるアイコンや工事種別ごとに表示を切り替える機能を追加。また、過去の見積もりの引用機能を強化して見積もり作成を効率化したほか、蓄積データを視覚的に分析できるグラフ分析機能を追加した。
同社は同システムをリフォーム・リノベーション業向けに販売拡大し、今後1年間で100社への導入を目指す。また、ユーザーの社内業務の効率化だけでなく、協力会社も含む工事関係者全体の生産性向上を図るため更に機能を拡張する予定。
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