活きい木育て若者プロジェクト(神奈川県川崎市)は、「多能型」高度経営人材育成施設を9月1日に岩手県に開設すると発表した。施設には築100年の古民家を利用する。
開設に先駆けた活動として、7月に社会経験3年ほどの若者を対象に5日間の能力開発研修を行う。募集人数は40名。各10人を4つのグループに分けて、各グループ5日間ずつの宿泊研修を行い、マネジメントや経営について学ぶ。期間は7月3日~28日まで。最終的に7名ほどにしぼって9月からの実践教育、訓練をスタートさせたいとしている。参加費は5日間で10万8000円(4泊の宿泊費と食事代を含む)。会場は同施設。
今回のプロジェクトは、経営人材不足に対応するために経営管理から企画、研究開発、技術・技能にいたるまで幅広い仕事をカバーする「多能職」を育成するのが狙い。今後、プロジェクトに沿って森林資源という循環可能な自然素材や空き家を活用しながら若者の移住や新産業の創出など、地域の活性化を促していく。
問い合わせは、TEL:042-677-7436 Mail:[email protected]
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